ステープル不使用 フラットな底面
一般的な置き畳の製造方法は、クッション材と基材の上に畳表を巻き付け、それをステープル(ホッチキスのようなもの)で留め付け、底面に滑り止めを貼り付けます。これにより床に接する底面に段差ができ重さのかかる比重が部分的に偏るケースが見受けられます。
国枝ではステープル等の金属は一切不使用。万が一滑り止めが剥がれても床を傷つける恐れがなく、また特殊な圧着方式で接着しているため底面はほぼフラットで、居住性や滑り止めの効果を引き出しています。
このように細部までこだわり制作するのは、長年の畳作りから培ってきた国枝の技術とプライドの為せる技なのです。
畳屋さんの駆け込み寺と呼ばれる
国枝の技術力
「畳は四角いもの」と思っていませんか? 国枝では畳の新しい可能性を求めて、常に自由で斬新な発想の畳作りを試行錯誤しながら進めています。
それは、それを実現する技術力があってこそ可能になるもの。世界に2つと無い畳制作に特化した特注のオリジナル断裁機を始め、設備も充実しています。
日本全国の畳屋さんから「うちでは手に負えない」と特殊な形の畳制作の依頼が舞い込むのも、この技術力と設備があるから。畳業界では畳制作の駆け込み寺として名が通っています。
畳専用工場としては日本最大規模
岐阜県揖斐郡大野町にある国枝の工場。その規模は畳専用工場としては日本最大と言っても過言ではありません。
そこで作られる畳は毎年およそ36,000枚。それだけの畳を納入する畳屋さんの数も半端なく、国枝がお取引している畳屋さんは北海道から宮古島まで日本の畳屋さんの約10%に値します。
熟練した技術を持つスタッフ
国枝で畳を制作に関わっているスタッフは皆、何かしらの技能資格を所有しています。中でも国(厚生労働省)が定めた1級技能士を6名も有する工場は日本でも稀有な存在と言えるでしょう。
1級技能士:6名
2級技能士:2名
他 2級建築士等